施工実績
2021.02.10
素足のリフォーム
BEFORE
こちらのお宅は、ジュウタンの上にラグを敷いての生活でした。
ラグと家具を退かすと、ジュウタンの元の色がよくわかりますね。お施主様のお父様がヘビースモーカーだったそうで、これだけ色が変わってしまったそうです。
仕上げ材を貼る前の下地作業。
下地の板には、高さの調整を兼ねてラワン材を貼りました。この作業で、仕上がりが違ってくる大変重要な作業です。
AFTER
既存の敷居とピッタリ高さが合うように下地板で調整をしました。
もちろん外部に面する掃出しサッシの部分も高さも考慮して下地高さを決定しました。
サッシの爪にピッタリ入るように尚且つ入口の敷居高さとも合わせなければなりません。また、板と板の間はハガキ1枚分(0.5㎜)すかして施工しています。暑さ寒さの温度変化で木も膨張や収縮を繰り返すからです。ここは、大工の腕の見せ所です。
今回採用した床板は、パイン材です。日本で言うと『松』の種類だと思ってください。我が家の自宅にも採用しているまさに『素足で歩くと気持ちいい床』になりました。
ぜひ、ごろごろと寝そべってもらいたい床に仕上がりました。最後に、これまた自然素材で出来たワックスを塗って完成しました。
このワックスは、赤ちゃんが舐めても大丈夫なものです。お孫さんも小さいとのことでしたので、仕上げ用のワックスにも気を使わせていただきました。